開講年度2014
科目名公共経営論
開講学科経営学科 2013年度以降入学
(全)開講学科商学科 2013年度以降入学
経営学科 2013年度以降入学
経済学科 2013年度以降入学
部門専門  
開講種別春学期
対象学年2年
担当者田尾 雅夫
クラス
単位数2
曜日・時限春学期 金曜日 4時限
キャンパス


サブタイトル
公共サービスをどのように考えるか
授業の概要
(目標)
 組織論は、大きく2つの分野に区分できる。私的な企業と公的な政府という組織である。企業については、経営学で学ぶことになるが、政府という組織の経営管理については学ぶ機会が少ない。
 講義では、政府という組織のなかの一つ、地方自治体について、その組織と管理について論じることにしたい。その組織は、私たちの日常生活と深く関わっている。極端をいえば、貧乏になれば、生活保護世帯にならざるを得ないが、それを決めるのは地方自治体(福祉事務所)である。普通でいえば、住民票の管理は最も基礎的なサービスであるが、運動場やプール、図書館や公民館などを、私たちは利用している。身近にある地方自治体という組織をどのように経営管理するかを真正面から考えてみたい。
 この講義を聞いて、地方公務員になろう、あるいはそれに関連した公共の仕事に関心を向け、就職しようという学生が多くなることが、本講の究極の目標である。
授業の内容・
スケジュール
 以下のようなスケジュールで行う。
 なお、パワーポイントによって行う。
第1講 概要の説明
第2講 公共とは何か
第3講 ガバナンス
第4講 公共サービス
第5講 地方自治体の環境
第6講 地方自治体の仕組み
第7講 新しい公共経営 批判的考察
第8講 行政サービスにおける意思決定
第9講 資質や能力、適性など=人的資源管理論
第10講 市民参加
第12講 行政評価
第11講 要約と残された問題
 なお3回ほどの小テストを実施
評価方法
(基準等)
 3回の小テストでそれぞれ10点、合わせて30点。期末テストは70点満点で、合わせて100点。抜き打ち的に出席の確認をすることがある。ただし成績には直接反映はしない。しかし、微妙な得点(55-65点)の場合、考慮することがある。また、場合によっては、(復習のために)宿題を出すことがあるが、提出の場合、加点を考えることもある。
テキスト・
参考文献
田尾雅夫「公共経営論」木鐸社
田尾雅夫「市民参加の行政学」法律文化社
 ほかに、参考図書を指定することがあるが、講義中に必要に応じてであるので、現時点では不明。
 ハードコピーは絶対持参のこと。
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ページ
備考
経営学の基礎知識は当然必要であるが、関心があれば、行政学や行政管理論、地方自治論などのてきすとを読んでおいてほしい。
画像
ファイル
更新日付2014/08/15 11:32:57