開講年度2014
科目名農業経済学A
開講学科経済学科 2013年度以降入学
(全)開講学科経済学科 2013年度以降入学
部門専門  
開講種別春学期
対象学年2年
担当者関根 佳恵
クラス
単位数2
曜日・時限春学期 金曜日 2時限
キャンパス


サブタイトル
グローバル化時代の食料・農業・農村問題
授業の概要
(目標)
現代社会における農業は食料の生産のみでなく、環境保全、農村地域の振興、持続的な国土開発等における多面的機能の発揮が期待されている。しかし、グローバル資本主義の下で、食料安全保障、環境保全、エネルギー問題、都市と農村の乖離、過疎化等、農業を取り巻く課題は山積している。本講義では、学生が、複雑に重なり合う現代の食料・農業・農村問題の現状を理解するとともに、日本および世界で展開されている食料・農業・農村政策を批判的に検討する力を身につけることを目的とする。
授業の内容・
スケジュール
第1回 講義の狙いと概要
第2回 日本経済と農業(1)   日本経済における農業の位置、高度経済成長と農業
第3回 日本経済と農業(2)   農業基本法から食料・農業・農村基本法へ
第4回 国際化時代の農業(1)  世界の農産物需給と食料安全保障
第5回 国際化時代の農業(2)  貿易自由化と日本農業
第6回 国際化時代の農業(3)  世界の中の北東アジアと日本農業
第7回 海外の農業(1)     主要国の農業と農業政策
第8回 海外の農業(2)     途上国経済と農業、貧困対策
第9回 資本主義社会と農民   世界のアグリビジネスと農民運動・市民運動
第10回 世界と日本の森林産業  森林資源と木材産業、林業政策の展開
第11回 環境保全と農林業(1)   エネルギー・水・環境問題
第12回 環境保全と農林業(2)   農林業の多面的機能
第13回 環境保全と農林業(3)   循環型農業の展開と環境保全政策
第14回農村地域と持続性(1)   農村社会の構造問題
第15回農村地域と持続性(2)   都市農村交流
評価方法
(基準等)
定期試験の成績により評価する。
テキスト・
参考文献
テキスト:
小池恒男・新山陽子・秋津元輝編『キーワードで読みとく現代農業と食料・環境』昭和堂、2011年。(受講者必携。講義後の復習と次回講義の該当箇所を予習すること)
参考文献:
暉峻衆三編『日本の農業150年』有斐閣、2003年。(やや高度だが読む価値あり)
参照ホーム
ページ
備考
(1)当科目の履修は、秋学期の農業経済学Bの理解を助けるものとなる。
(2)授業中の私語・携帯電話の操作は厳禁とする。
(3)オフィスアワー(水曜日・昼休み)
画像
ファイル
更新日付2014/08/15 11:32:50