開講年度2014
科目名消費者行動論
開講学科商学科 2013年度以降入学
(全)開講学科商学科 2013年度以降入学
商学科 2007-2012入学
ビジネス情報学科
部門専門  
開講種別春学期
対象学年2年
担当者寳多 國弘
クラス
単位数2
曜日・時限春学期 水曜日 2時限
キャンパス


サブタイトル
ー消費者の購買行動を分析するー
授業の概要
(目標)
今日のような買い手市場でかつ豊かな商品経済社会において、商品の商業的成功は、買い手側の選択的購買意思決定によって左右されます。それゆえ消費者のニーズや消費動向、購買意思決定の仕組みを的確に把握し、消費者行動の特性を踏まえて、消費者需要にフィットする特徴的な商品を望まれる方法で提供することが求められます。そうすることによって達成される顧客満足(Customer Satisfaction,CS)が、企業の盛衰を決める鍵となります。
本講義では、消費者行動を問題解決行動として捉え、とりわけ購買行動の仕組みについて基礎的な学習をします。購買行動は、文化的・社会的・経済的諸変数に心理的変数が複雑に絡み合った結果ですから、購買行動に影響を及ぼす諸要因の分析を行います。また、行動科学的および情報処理的アプローチによって、「ブラック・ボックス」といわれる購買意思決定過程の解明にも努めます。こうした取り組みを通して、消費者行動を研究する必要性と重要性の理解、および消費者行動の基礎理論の修得を目標とします。
授業の内容・
スケジュール
 1.ガイダンス(授業の内容・進め方、評価材料や評価方法など)
 2.現代消費社会の変容と特徴的な消費者行動
 3.消費者行動の研究系譜とマーケティング戦略における位置づけ
 4.消費者行動の領域と消費者市場の特性
 5.消費者情報の収集の意義と方法
 6.購買行動の類型化(その1)
 7.購買行動の類型化(その2)
 8.購買意思決定過程モデル(その1)
 9.購買意思決定過程モデル(その2)
10.消費者行動と文化的影響要因(文化、下位文化、社会階層など)
11.消費者行動と社会的影響要因(家族、役割、社会的地位など)
12.消費者行動と個人的・心理的影響要因(年齢、職業、動機、態度など)
13.新製品の採用行動と採用者の類型化
14.消費者の廃棄行動と廃棄意思決定過程
15.まとめ・要点レビュー
評価方法
(基準等)
学期末の定期試験(筆記試験、100%)によって評価します。
テキスト・
参考文献
テキストに代えて『講義資料集』を使用します(研究室および教室にて販売)。また、必要に応じて、参考資料をプリントして配付します。参考文献は、講義のテーマ毎に適宜紹介します。
参照ホーム
ページ
備考
1.授業中の私語と携帯電話の操作を禁止します。
2.授業内容に関する質問や欠席者の学習相談は、以下のオフィスアワーで受け付けます。研究室のドアを気軽にノックしてください。
と き:木曜日の昼休み時間(12:50から13:20まで)
ところ:アガルス・タワー9階 商学部 2908研究室
画像
ファイル
更新日付2014/08/15 11:32:57