開講年度2014
科目名小売経営論A
開講学科商学科 2013年度以降入学
(全)開講学科商学科 2013年度以降入学
商学科 2007-2012入学
ビジネス情報学科
部門専門  
開講種別春学期
対象学年2年
担当者青木 均
クラス
単位数2
曜日・時限春学期 火曜日 1時限
キャンパス


サブタイトル
小売業者の社会的役割
授業の概要
(目標)
 小売活動とは私たち最終消費者に対して財を販売する活動を指します。私たちは毎日小売店から商品を買っていますから,大変身近な経済現象であるといえます。本講義では,小売活動を専門的に担う小売業の経営問題を取り上げていきます。小売経営論Aではとくに小売業者の社会的役割に焦点を絞っていきます。したがって,この講義の目標は,小売業者の社会的役割を理解し,小売業者の社会における存在意義を自分なりに説明できるようになることです。
 この講義は流通論の応用編という位置づけになりますが,マーケティング論とも深く関わっています。それぞれの講義内容の違いや関連性を確認しながら,受講して下さい。
 商学部学生の多くが小売業界に就職していきます。その方面の就職を希望する学生には就職活動の予備知識を得てもらいと考えています。

 
授業の内容・
スケジュール
1.小売業の概念(基本用語の解説)

2.流通と小売業(小売業が担当する流通機能)

   
3.小売業の活動(小売ミックス)

4.小売業の社会的役割(生産者に対する)

5.小売業の社会的役割(消費者に対する)

6.小売業の社会的役割(地域に対する)

7.小売業を含めた商業の社会的存立根拠

8.小売業者の種類①(業種分類)

9.小売業者の種類②(業態分類:営業形態)

10.小売業者の種類②続き(業態分類:経営形態、企業形態)

11.小売業態の発展にみる小売業の社会的役割(百貨店の歴史)

12.小売業態の発展にみる小売業の社会的役割続き(百貨店の歴史)

13.小売業態の発展にみる小売業の社会的役割(スーパーの歴史)

14.小売業態の発展にみる小売業の社会的役割続き(スーパーの歴史)

15.学期のまとめ

以上の項目について,受講生の理解度を確認しながら,解説していきます。
評価方法
(基準等)
 定期試験と講義中指示する中間テスト(もしくはレポート)によって評価します。中間テストは1回以上課します。定期試験70%,中間テスト30%の配分です。
 出席点はありません。
テキスト・
参考文献
青木 均『小売マーケティング・ハンドブック』同文舘出版,2012年。
参照ホーム
ページ
備考
 小売店でのアルバイト,毎日の買い物などの経験で知り得た情報は講義の内容に関っています。漫然とそのような日常的経験をやり過ごさないで下さい。
画像
ファイル
更新日付2014/08/15 11:32:54