開講年度2014
科目名(◆:実務経験のある教員による
      授業科目)
解剖学
科目ナンバー
開講学科医療薬学科6年コース 2006-2010年度入学
(全)開講学科医療薬学科6年コース 2011-2014年度入学
医療薬学科6年コース 2006-2010年度入学
部門専門  
対象学年2年
開講種別春学期
曜日・時限・教室春学期 金曜日 1時限 203
単位数1
必修・選択必修
授業形態講義
担当者(所属講座)
使用言語
最も関連のあるディプロマポリシー
項目


授業の概要
「解剖学」は、医学・歯学・薬学においては最も基礎となる学問分野で、専門教育の第1歩として正常な人のからだの形態と構造について学習する。生物としての構造に興味を持ち、医療人として必要な人体の構造についての知識を身につけるとともに、その生理機能との関連を考えながら理解を深めてほしい。講義の時間は限られているのでポイントを絞った内容を解説する。従って、参考書等を利用して理解を深める努力を望む。
授業の到達目標
準備学習(予習・復習など)
授業計画
授業の内容SBOコード
1解剖学総論:解剖学を学習する意義を理解する。
細胞と組織:人体を構成する細胞と組織の構造を理解する。
ヒトの発生:人体の初期発生を理解する。
C8,F5
2身体の部位と方向用語
骨格系(1):骨の形、構造、成長について理解する。
C8
3骨格系(2):人体を構成する主な骨を列挙できる。骨の連結・関節について理解する。C8
4筋系:筋の形、構造と働きについて理解する。人体を構成する主な筋を列挙できる。C8
5内臓総論:管腔臓器と実質臓器の一般構造と内臓の働きを制御する自律神経系を理解する。
消化器系(1):消化管の構造と機能を理解する。
C8
6消化器系(2):唾液腺、膵臓、肝臓などの消化腺の形態と構造、胆汁や膵液の分泌経路を理解する。C8
7呼吸器系:鼻腔、咽頭、喉頭、肺などの形と構造を理解する。C8
8泌尿器系:腎臓、尿管、膀胱、尿道などの形と構造を理解する。C8
9内分泌系:下垂体、松果体、甲状腺、上皮小体、副腎、膵臓などから分泌されるホルモンについて理解する。C8
10脈管系(1):心臓の構造と機能、肺循環と体循環を理解する。C8
11脈管系(2):主な動・静脈、リンパの循環路を理解する。血液の構成成分を理解する。C8
12神経系(1):中枢神経系(脳、脊髄)の基本構造を理解する。C8
13神経系(2):末梢神経系の構造と機能を理解する。C8
14感覚器系::視覚器、平衡聴覚器、嗅覚器、味覚器、皮膚の構造と機能を理解する。C8
15人体の構造の見学:ご遺体の観察を行ない、人体における個人差を理解するとともに、医療人としての生命倫理を涵養する。
授業の方法・方略
講義方法:教科書、プリントとパワーポイントにより行なう。
オフィスアワー:講義終了時及び随時質問を受け付ける。

人体の構造見学は、歯学部の「人体の構造」実習の進行状況に合わせて行なう。実習後に観察内容のレポートを提出してもらうの十分維観察を行うこと。見学の心構えや服装等は別途指示する。
成績評価及び
フィードバック方法
期末試験(100%)
教科書
教科書:「人体の構造と機能 はじめての解剖生理学ー講義と実習ー」金澤寛明著(南江堂)
参考書:「グレイ解剖学」塩田浩平ほか訳(エルゼビア・ジャパン)
参考書
オフィスアワー
参照ホーム
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更新日付2014/08/15 11:32:58