開講年度2014
科目名(◆:実務経験のある教員による
      授業科目)
臨床製剤学
科目ナンバー
開講学科医療薬学科6年コース 2006-2010年度入学
(全)開講学科医療薬学科6年コース 2011-2014年度入学
医療薬学科6年コース 2006-2010年度入学
部門専門  
対象学年3年
開講種別春学期
曜日・時限・教室春学期 火曜日 1時限 204
単位数1
必修・選択必修
授業形態講義
担当者(所属講座)
使用言語
最も関連のあるディプロマポリシー
項目


授業の概要
一般薬局で市販されている薬局製剤を調製し販売するまでの過程を理解する。一方、病院で調製される院内製剤は、医薬品を利用して調製する場合と試薬を利用して調製する場合がある。また、薬剤部の製剤部門が担う新たな展開としてNSTへの参画やがん化学療法への支援がある。主に製剤部門で調製される製剤の種類、効果効能、および役割を理解する。添加剤を組み合わせた製剤の多くは適用外使用であり、それらの使用には医学的薬学的根拠が必要であるとともに倫理と密接に関係していることを理解する。一方、補液や高カロリー輸液の処方鑑査や調製の実際を「処方提案ができるようになること」を念頭に基本的な考え方を理解し、電解質や栄養素の組み合わせの計算を習得する。また、抗悪性腫瘍薬の調製前、調製中、および調製後に薬剤師が考えるべき基本的な理論や実際を「疑義照会ができるようになること」を念頭に解説するとともに臨床における抗がん剤治療のあり方や倫理についても解説を行う。
授業の到達目標
準備学習(予習・復習など)
授業計画
授業の内容SBOコード
1医療における薬剤師の役割や業務内容を列挙し説明できるD1
2薬局製剤の準備から調製までの流れを理解し説明できるC16, D1-4
3薬局製剤の調製から販売や管理までの流れを理解し説明できるC16, D1-4
4病院や薬局製剤を取り扱うために必要な理論を理解し説明できるC16,D-1-4
5注射薬の代表的な配合変化の理論を理解し説明できるC16,D1-4,D2-1
6無菌調製1:無菌製剤の調製に必要な環境や器材の取り扱いについて理解し説明できるC16,D1-4,D2-1
7無菌調製2:輸液に含まれるイオン濃度等の計算を理解し、適正な調製法を説明できるC16,D1-4,D2-1
8無菌調製3:代表的な末梢輸液の種類や成り立ちと使用方法を理解し説明できるC16,D1-4,D2-1
9無菌調製4:代表的な高カロリー輸液の種類や成り立ち、使用方法について理解し説明できるC16,D1-4,D2-1
10抗悪性腫瘍薬の取り扱い1:抗がん剤治療を取り巻く諸問題とレジメン認証されるまでの実際を理解し説明できるA-3, C14-5, D1-4, D1-5,D2
11抗悪性腫瘍薬の取り扱い2:代表的な処方の理論と実際を理解し適正に鑑査することができるC14-5, C15-3, D1-4, D1-5,D2
12抗悪性腫瘍薬の取り扱い3:抗悪性腫瘍薬の調製と患者指導の理論と実際について理解し説明できるC14-5, D1-4, D1-5,D2
13院内感染の実際と代表的な消毒薬や使用方法について理解し説明できるC8-4, C16, D1-4, D2-1
授業の方法・方略
スライドとそのプリントを中心に、病院や薬局が必要とする臨床製剤学に関する業務の実際や最新の情報を提供しながら講義を行う。
成績評価及び
フィードバック方法
定期試験(90%)、平常点(10%:小テスト、受講態度)
教科書
参考書
臨床製剤学(第3版)南江堂¥5985
参考書
オフィスアワー
参照ホーム
ページ
画像
ファイル
更新日付2014/08/15 11:32:58