サブタイトル | | データベースを用いた情報サービスの知識と技能の習得 |
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授業の概要 (目標) | | 本授業は、情報サービスにおける情報検索サービスに着目し、情報検索に関する知識習得と演習による実践的技能を養成します。情報検索を利用者が要求するデータを大量のデータから抽出することと捉え、データの管理・運用に関する理論(データベース理論)の理解とデータベースの演習による技能の習得を通じて、レファレンス業務の素養を身につけることを目標とします。まず、既存の情報検索サービスを利用するということで、本学の図書館情報センターが運用するデータベースの利用法について学びます。さらに、自ら図書館における情報サービスを構築する場合には、高度な情報検索や大量のデータを管理する手法としてリレーショナルデータベースを理解しておくことが有益です。そこで、本講義では、代表的なソフトウェアであるAccessの技能を習得するのと同時に、Accessの原理を理解して使用するためにも、リレーショナルデータベースを理論面からも学習します。 |
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授業の内容・ スケジュール | | 講義 (1) オリエンテーション(講義概要と成績評価等)/情報検索技法の概要とデータベースの果たす役割 (2) データベースマネジメントシステムの概要/データベースモデル (3) リレーショナルデータモデル①(リレーションの考え方、ドメイン制約、キー制約、参照整合性制約) (4) リレーショナルデータモデル②(一貫性制約と従属性制約)/質問(クエリ)に対する検索と回答① (単項演算) (5) 質問(クエリ)に対する検索と回答②(多項演算) (6) データベースの正規化 (7) 情報検索技法とデータベース理論のまとめと質疑応答/先端的な図書館運営の事例紹介
演習 (1) 愛知学院大学図書館情報センターのデータベースを用いた情報検索演習 (2) データベース構築(テーブルの概要と作成①) (3) データベース構築(テーブルの概要と作成②) /テーブル間の演算(リレーションシップの設定) (4) データ抽出(質問(クエリ)の概要と作成) (5) データ入力画面の構築(フォームの概要と作成) (6) データ出力画面の構築(レポートの概要と作成) (7) 演習課題(図書貸出データベースの構築)の説明と演習 (8) 演習課題(図書貸出データベースの構築)の実技試験 |
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評価方法 (基準等) | | 講義内容(理論分野)に関する記述試験50%と演習内容(Accessの技能)に関する演習課題提出&技能試験50%で評価を行います。 |
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テキスト・ 参考文献 | | 【テキスト】 富士通エフ・オー・エム株式会社 『情報リテラシーOffice 2007総合編』 FOM出版 ISBN 978-4-89311-735-9 理論分野に関しては電子データを適宜配布する |
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参照ホーム ページ | | |
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備考 | | 演習ではテキストを参照しながら解説を行いますので必ずテキストを持参するようにしてください。 |
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更新日付 | | 2014/08/15 11:32:56 |