サブタイトル | | |
|
授業の概要 (目標) | | この演習では、演習参加者各自が、(1)自分の興味関心にしたがって、現代日本社会における何らかの法的・制度的問題を見つけ、(2)問題の現状と問題に対するこれまでの議論を調査し、(3)自分の意見・提案を論文としてまとめること、を目標とします。1年間かけて、自信をもって自分の研究といえるものをつくることが、この演習の目標です。 自分で問題を見つけ、自分で調べ、自分で考えるという経験を通してのみ身につけることのできる知的な力は、大学でこそ学ぶべきものであり、社会に出てからもきっと役に立つものです。この演習が、そうした力の訓練の場になることをめざします。 |
|
|
授業の内容・ スケジュール | | 各回の内容は、論文作成という最終目標に向かって、少しずつステップアップしていくものにします。 まず、ゼミ全体での共同研究を行います。最初から個人研究を行わないのは、この共同研究を通して、研究の進め方をじっくりと学ぶためです。また、ゼミの仲間と一緒に研究を進めることは、自分の問題関心をはっきりさせることにも役立つはずです。共同研究を終えた後、個人で探究するテーマを設定し、個人研究を進めます。 「論文の執筆や個人研究は自分には無理」と考えている人でも心配は無用です。みなさんそれぞれの興味や関心をはっきりさせる作業から始め、問題の設定方法や調査方法、論文の書き方も時間をかけて指導します。「自分はこの問題については大学で深く研究した」といえるものが欲しい、という意欲があれば十分です。
内容・スケジュールの概要は以下の通りです。
<春学期> 演習全体での統一テーマを設定し、共同研究を行います。各回のゼミでは、基本文献の読解、研究計画の作成、調査方法の検討、調査報告、議論を行います。 <夏休み> 個人研究のテーマを設定し、そのスタートアップの報告をするためのゼミ合宿を行います。ゼミ合宿への参加は原則として必須です。 <秋学期> 参加者全員が自分のテーマを設定し、個人での研究を進めます。各回のゼミでは個人研究の中間報告と意見交換を行います。
専門演習(ゼミ)では、学生が「メイン」であり、教員は「サブ」ですので、各回のゼミや課外活動の企画・運営の多くは、学生に担ってもらいたいと思います。 課題によっては、演習時間外に、グループ単位で、学生のみによる「サブゼミ」を開くことも必要になります。グループでの協力を惜しまず、積極的に課題に取り組む意欲のある学生の受講を強く希望します。また、「よく遊びよく学ぶ」ゼミをめざすため、ゼミ合宿をはじめとする課外活動にも積極的に参加する意欲のある学生の受講を強く望みます。 |
|
|
評価方法 (基準等) | | 演習への出席と参加態度、課題の達成度、研究の成果(論文)を総合的に考慮して成績評価します。 |
|
|
テキスト・ 参考文献 | | テキストは、共同研究のテーマを設定後、指示します。個人研究のための参考文献は適宜紹介します。 |
|
|
参照ホーム ページ | | |
|
備考 | | この演習は、3年生対象の「専門演習Ⅰ」と合同で行われます。
この演習の受講は、原則として、前年度「専門演習Ⅰ」からの継続受講者にのみ認めます。 演習や課題に関する質問・コメント、研究に関する相談は大いに歓迎します。演習の前後やオフィスアワーを利用してください。 |
|
|
画像 | | |
|
ファイル | | |
|
更新日付 | | 2014/08/15 11:32:57 |