開講年度2014
科目名専門演習Ⅱ
開講学科法律学科 2007-2012年度入学
(全)開講学科法律学科 2007-2012年度入学
現代社会法学科 2007-2012年度入学
部門専門  
開講種別通年
対象学年4年
担当者堅田 研一
クラス
単位数4
曜日・時限通年 水曜日 3時限
キャンパス


サブタイトル
自分の力で考え、表現しよう
授業の概要
(目標)
毎日の新聞やニュースを眺めると、法や政治や倫理についてわれわれに深く考えさせるような事件に満ちあふれているのがわかる。少し考えただけでも、対テロ戦争、グローバリゼーションとそれが生み出す格差などの諸問題、クローンや代理母、臓器移植、進まぬ環境対策、女性の社会進出の決定的な遅れ、といった問題が浮かび上がる。このゼミでは、このような身近な、けれども重大な問題のなかから各自が法的・政治的・倫理的テーマを引き出して問題設定を行い、それについて報告し、皆で討論する。このような訓練によって、ゼミ生諸君が、現実の問題と向き合い、適切な問題設定を行い、自分なりの考え方を論理的に展開し表現する能力、つまり皆さんが社会人として生きていくうえで欠かすことのできない能力を身につけること、これがこのゼミの目標である。
授業の内容・
スケジュール
初回の授業において、受講生と相談のうえ、ゼミの進め方について決定する。大枠では次のように進めていきたい。

(春学期)第2回からほぼ10回にわたり、指定したテキストの読み込みを行う。担当部分を決めて、全員にその部分の内容を報告してもらう。
14回・15回のゼミは、論文の書き方について学ぶ。
夏休みの間に、ゼミ論のためのテーマ設定を行ってもらう。

(秋学期)自分の設定したテーマについて、それに関連する文献を読み、資料を調べ、少なくとも2回の報告を行う。そして、その成果をゼミ論としてまとめてもらう。
最大の目標はゼミ論を書くことにあると考えていただきたい。ゼミ論は、製本し、各自に配布する予定である。
評価方法
(基準等)
授業態度、ゼミにどれだけ積極的に参加しているか、報告、ゼミ論によって評価する。3分の2以上の出席(就職活動等のためのやむをえない欠席については、考慮する)が単位取得の絶対条件である。授業態度5パーセント、ゼミへの参加(授業中の発言、質問など)15パーセント、報告40パーセント、ゼミ論40パーセントの評価とする。
テキスト・
参考文献
(テキスト)マイケル・サンデル『公共哲学』筑摩書房(ちくま学芸文庫)、2011年、¥1,400+税。
参考文献は特に指定しない。
自分の担当外の箇所も必ず読んでくること。
参照ホーム
ページ
備考
オフィス・アワーは水曜1限、私の研究室(6516)。これ以外の時間でも、対応可能な場合にはいつでも質問に対応します。
画像
ファイル
更新日付2014/08/15 11:32:56