開講年度2014
科目名西洋史
開講学科法律学科 2007-2012年度入学
(全)開講学科宗教文化学科 2013年度入学
宗教文化学科 2008-2012年度入学
法律学科 2013年度以降入学
法律学科 2007-2012年度入学
現代社会法学科 2013年度以降入学
現代社会法学科 2007-2012年度入学
心理学科 2013年度以降入学
心理学科 2010-2012年度入学
部門資格  
開講種別春学期
対象学年2年
担当者野々山 慶一
クラス
単位数2
曜日・時限春学期 火曜日 5時限
キャンパス


サブタイトル
 二重革命の時代
授業の概要
(目標)
 本講義では、近代ヨーロッパの歴史を、「二重革命」という観点から講義する。
 18世紀後半、ヨーロッパで二つの革命が起こった。イギリス産業革命とフランス革命である。これを皮切りに、19世紀のヨーロッパ各国で、産業革命と市民革命が続いた。その影響は世界に波及し、経済と政治の二つの領域で始まった変革があいまって、現在の社会を形作っていくのである。英仏両国は、あらゆる面で近代社会のモデルを提供した。イギリスは議会政治と工業社会の、フランスは民主主義と国民国家の模範となった。19世紀ヨーロッパが生み出し、世界に広めた高い生産力と民主主義の理念は、世界の人々に大いなる影響を与え、人類の遺産として継承された。しかし、二度の世界大戦から冷戦の終結へと至る過程で、もはや近代社会のモデルとしての使命を終えたかに思える。このような問題を歴史学的に考えることによって、ヨーロッパ近代史の基礎知識の習得を目指す。
授業の内容・
スケジュール
講義形式
1.英仏植民地争奪戦
2.アメリカの独立
3.フランス革命
4.ナポレオン時代
5.産業革命と資本主義の発達
6.ウィーン体制の成立
7.ウィーン体制の動揺と崩壊
8.自由主義と国家統一の時代
9.イギリス自由主義の発展
10.フランス民主政の発展
11.イタリアの統一
12.ドイツの統一
13.帝政ロシアの改造
14.アメリカ合衆国の再建と膨張
15.帝国主義の時代
評価方法
(基準等)
筆記試験。講義内容の理解度が第一の評価基準。講義内容を徹底的に理解すること。それを定期試験における筆記テストで確認する。
テキスト・
参考文献
テキストは指定しない。
参考文献として、福井憲彦『近代ヨーロッパ史』(放送大学教育振興会、2005年/ちくま学芸文庫、2010年)を挙げる。やや高度だが、初学者がこの時代の概観を得るのに便利。
その他の参考文献は、適宜紹介する。
参照ホーム
ページ
備考
質問への対応―講義時間
画像
ファイル
更新日付2014/08/15 11:32:58