開講年度2014
科目名地理歴史科教育法Ⅰ
開講学科歴史学科 2002-2012年度入学
(全)開講学科宗教文化学科 2008-2012年度入学
歴史学科 2002-2012年度入学
現代社会法学科 2007-2012年度入学
部門資格  
開講種別春学期
対象学年3年
担当者川島 宏道
クラス
単位数2
曜日・時限春学期 月曜日 3時限
キャンパス


サブタイトル
「歴史」の授業を構想し、実践する力の育成
授業の概要
(目標)
 <到達目標>
○知識・理解の面では、高等学校地歴科の、歴史教育における基礎理念や目標・内容などを理解し、さらに得意の分野での専門的知識を深める。
○技能・表現の面では、高等学校地歴科の、歴史分野の模擬授業を行い、実践上の問題点を明らかにする過程で、授業技術のレベルアップと豊かな表現活動を身に付け、よりよい歴史の授業を作り上げる。
 前半は歴史教育の現状・課題などを理解して授業づくりの基本的な考えを構築する。後半は色々な観点から教材開発を行い、主体的な学習活動を促す学習指導案を作成し、歴史事象を実証的に考察する模擬授業を行う。
授業の内容・
スケジュール
1.授業のガイダンスと「歴史教育の進め方」について
2.地歴科の教職を目指して-教育実習の目的と教員選考試験-
3.地歴科の基礎理念と歴史教育の変遷
4.高等学校学習指導要領「地歴科」に見られる改訂・目標・内容構成など
5.歴史分野の授業づくりと学習指導案の作成
6. 「日本史」の授業に向けて    ・目標や単元設定理由の作成など
7. 「日本史」指導の主な流れ     ・指導計画や指導過程の作成など
8. 「日本史」の模擬授業実践 ・授業実践とその後の検討、評価など
9. 「世界史」の授業に向けて   ・目標や単元設定理由の作成など
10.「世界史」指導の主な流れ ・指導計画や指導過程の作成など
11.「世界史」の模擬授業実践  ・授業実践とその後の検討、評価など
12.「東洋史」の授業に向けて   ・目標や単元設定理由の作成など
13.「東洋史」指導の主な流れ   ・指導計画や指導過程の作成など
14.「東洋史」の模擬授業実践    ・授業実践とその後の検討、評価など
15.実践から生じた課題と歴史教育の在り方
評価方法
(基準等)
1.毎時間の課題、学習指導案、授業評価表の提出(40%)
2.参加の様子(歴史フォーラムや授業検討会などでの発言内容 20%)
3.定期試験(講義などで触れた歴史教育の目標や授業づくりなど 40%)
などを基に総合的に評価する。
テキスト・
参考文献
・特に教科書は指定しないが、毎回講義の時に要項と資料を配布する。
・参考文献 : 高等学校学習指導要領解説 地理歴史編(文部科学省)平成22年版
その他の参考文献は、講義の中で適宜紹介する。
参照ホーム
ページ
備考
・授業の始めに、歴史的な事象・事物や歴史上人物などについて意見発表する(歴史フォーラム)。常識を揺るがしたり、通念を疑ったりするものについて、積極的に教材開発をする。
・高校時代使用した歴史の教科書(日本史・世界史)を用意する。
・オフィスアワー : 月曜日12:40~13:30  6204室。
画像
ファイル
更新日付2014/08/15 11:32:50