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授業の概要 (目標) | | 日本の高齢化率の変化は速い。1970年、高齢化社会、1994年、高齢社会と、その間24年間。フランスは100年以上かけて変化した。1989年にはゴールドプランが打ち出され、高齢化の問題は、われわれの社会生活にインパクトを与えるようになった。そして高齢化の問題と関わる中で福祉の問題も再検討の必要性が提起されるようになった。福祉は家族内の問題とされてきた価値観が社会的にも転換し、福祉サービスの必要性が認知され始めた。法治国家のもとでは、福祉サービスの基本は法に基づくことになる。そのため福祉と法・政策の視点が必要となる。 受講者は日本の福祉政策のあゆみを理解し、これからの福祉政策のあり方を考えることが求められる。 |
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授業の内容・ スケジュール | | 以下のテーマを中心に講義を行う。受講者には予習と復習が求められる。進捗状況をみながら予習・復習用のプリントが適宜配布されるので活用されたい。なお、受講者の福祉の理解に寄与すると思われる視聴覚教材も使用することを予定している。
1.オリエンテーション 2.戦前の社会と福祉政策(恤救規則・救護法等) 3.戦後社会と福祉政策:「福祉三法体制」の形成 4.高度経済成長と福祉政策:「福祉六法体制」の形成 5.1970年代以降の社会と福祉政策:「福祉見直し」 6.高齢社会と福祉政策:ゴールドプランから介護保険 7.社会福祉基礎構造改革 8.福祉政策をめぐる財政 9.福祉サービス利用者の権利とその擁護 10.福祉サービスの提供体制 11.生活保護 12.児童・母子福祉 13.高齢者福祉 14.障がい者福祉 15.福祉政策の今後 |
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評価方法 (基準等) | | 定期試験(80%)、予習(10%)、小テスト(10%) |
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テキスト・ 参考文献 | | 宇山勝儀ほか編著『社会福祉行政論-行政・財政・福祉計画』ミネルヴァ書房 (ISBN-13: 978-4623054879) |
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参照ホーム ページ | | |
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備考 | | より具体的な授業の進め方に関しては、第1回目の授業中に説明を行うので必ず出席すること。 大学生として適切ではない行動等をとる者に関しては失格となる場合がある。 |
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更新日付 | | 2014/08/15 11:32:49 |