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授業の概要 (目標) | | 近年、官僚主導から政治主導への転換、行政組織の再編、公務員制度改革、政策決定への国民の参加、地方分権等、行政改革が注目されている。国民にとって望ましい行政とはいったいどのようなものなのであろうか。そしてどのような視点から日本の行政を考察することが可能なのであろうか。本講義では、これまでの日本行政のあゆみを公共政策と関連づけながら議論し、今後の日本の行政のあり方の一端を受講者と共に考えたい。 受講者は行政学の視座から、とりわけ近代以降の日本行政と公共政策の変遷の概要を理解し、日本行政のあり方の一端を論じることができるようになることが求められる。 |
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授業の内容・ スケジュール | | 以下のテーマを中心に講義が行われる。適宜視聴覚教材も使用することを予定している。受講者はテキストを中心に予習・復習をすることが求められる。進捗状況をみながら予習・復習のためのプリント等を配布するので活用されたい。
1,日本の政治と行政 ・明治維新と政策官僚 ・政党政治の台頭と凋落 ・「五五年体制」の成立と崩壊 ・連立政権下における政治家と行政官
2,内閣制度の形成と発展 ・戦前の内閣制度 ・戦後の内閣制度
3,日本の行政機構 ・組織編成 ・国の行政機構 ・省庁における意思決定 ・行政機構のアウトソーシング
4,公務員制度の形成と発展 ・戦前の官吏制度 ・戦後の公務員制度 ・省庁における人事管理制度 ・公務員制度改革
5,地方自治制度の形成と発展 ・明治維新前後の地方制度 ・三新法の制定 ・明治憲法下の地方自治制度 ・戦後の地方自治と日本国憲法 ・新中央集権化 ・地方分権改革
6,福祉国家と公共政策 ・公共政策の戦前と戦後 ・公共政策の事例研究(医療、公共事業、等) |
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評価方法 (基準等) | | 定期試験(80%)、小テスト(10%)、予習(10%) |
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テキスト・ 参考文献 | | 大山耕輔監修『公共政策の歴史と理論』ミネルヴァ書房(ISBN:978-4623062720) 笠原英彦編『日本行政史』慶應義塾大学出版会(ISBN:978-4766417845) |
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備考 | | より具体的な授業の進め方に関しては、第1回目の授業中に説明を行うので必ず出席すること。 大学生として適切とは思われない行動等をとる者は失格となる場合がある。 |
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更新日付 | | 2014/08/15 11:32:49 |