開講年度2014
科目名日本政治論/現代日本政治論
開講学科総合政策学科 2008-2012年度入学
(全)開講学科総合政策学科 2013年度以降入学
総合政策学科 2008-2012年度入学
部門専門  
開講種別春学期
対象学年2年
担当者森 正
クラス
単位数2
曜日・時限春学期 水曜日 2時限
キャンパス


サブタイトル
いつ、誰が、どこで、どうやって、決めているのか?
授業の概要
(目標)
 日本の政治は、いつ、誰が、どこで、どのように決めているのでしょうか?
 「政治改革」と「政権交代」という2つのキーワードを軸に、政党・政治家、官僚、利益団体、マス・メディア、そして私たち有権者といった「アクター」(登場人物)の行動を理解し、各アクターが相互作用を繰り広げる「アリーナ」(舞台)である国会、行政、選挙の機能について説明していきます。
 予定している講義テーマは以下の通りですが、折りに触れてリアルタイムで進行中のニュースについてもわかりやすく解説したいと考えています。
授業の内容・
スケジュール
1.ガイダンス

2.国会
(1)国会で何をしている?何ができる?
(2)障害物競争レースとしての国会審議
(3)誰が国会を支配しているのか:官僚・野党・与党
(4)違うことを言えばジャマ、同じことを言えばムダ:参議院の意義

3.政治家・政党
(1)どんな人が政治家になるのか
(2)政治家vs.官僚
(3)「閥」と「族」:自民党政治の2つの主役
(4)政権交代で何が変わった?:民主党政権の混乱

4.選挙
(1)政治改革の25年
(2)選挙で何を選んでいるのか?:候補者・政策・政権
(3)揺れる有権者の1票:「郵政選挙」から「政権交代」そして揺り返し

5.圧力団体
(1)組織された少数派は強い
(2)鉄の三角形:圧力団体・政治家・官僚
(3)圧力政治から見える政治と社会の関係
評価方法
(基準等)
 定期試験および講義内に実施する小テスト。
 出席そのものは成績評価対象としませんが、たまに講義内容の理解度を確認するため、小テストを実施します。
テキスト・
参考文献
(参考文献)
 平野浩・河野勝(編)(2011)『新版 アクセス日本政治論』日本経済評論社.
 佐々木毅・清水真人(編)(2011)『ゼミナール現代日本政治』日本経済新聞社.

※ 講義内容の理解を助けるために、講義の中で参考文献を提示します。
※ 政権交代で大きく政治過程が変化しています。新聞の政治面、ニュースの政治関連のトピックスに目を通すことを強く勧めます。
参照ホーム
ページ
備考
・卒業・進級を理由とした特別配慮は、他の履修者に対して不公平になるので、一切行いません。
・講義資料はweb campusを通じて配布するので、各自ダウンロードして持参してください。
画像
ファイル
更新日付2014/08/15 11:32:57