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授業の概要 (目標) | | これから法律学を学習するための基礎となる専門知識や学習方法などを身に付けることを目標にする。まず初めに法律学に関する前提知識を取上げた後、実際の判例などを素材にして、判例の意義、国民と裁判所との関わり、法律の適用や解釈の有り様などを学んでいく。この演習により、諸君がこれから4年間にわたり法律を学ぶ基礎的な力を身に付けてもらえれば幸いである。 |
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授業の内容・ スケジュール | | 〔講義の内容・進め方〕 この授業では法学に学ぶにあたって必要な基礎的事項を確認しながら、法律が実際に運用されている裁判や裁判所について学ぶ。次いで、それを前提にして、実際の判例(民事法の判例を取り上げる予定である。)を読み解いていく。読み解いた判例については最後にレポートとして提出してもらう。授業中、作業をしてもらうことがあるほか、必ず1回は報告を割り当てる。また、レポート又は課題の提出を求めることもある。 演習は講義と違って受講生諸君が授業に欠かさず出席して、疑問を質したり自分の意見を発表することが要求される。従って、受講にあたっては諸君の積極的な参加を望む。また、何よりも出席を欠かさないことが重要である。 法律学の専門科目であるから、平成26年(2014年)版の六法を持参するのは当然である。六法は有斐閣・判例六法 Professional、三省堂・模範六法のいずれかを選択するのが理想であるが、少なくとも携帯型六法(但し、有斐閣・ポケット六法、三省堂・デイリー六法のいずれかに限る。その他のものは不適当。)でもよい。講義の担当教員が判例付きの小型六法を薦めたときにはそれでもよい(これも、有斐閣・判例六法、三省堂・模範小六法が適当。)。なお、既に六法を持っている者はそれを持参すればよいが、平成25年(2013年)版以前のものである場合には、平成26年(2014年)版に買い換えることが必要である。 〔講義のスケジュール〕 1.はじめに 2.六法の使い方、法令の構造を知る。 3.裁判所の種類と組織 4.裁判所の役割分担 5.裁判に関わる人1 ─裁判官─ 6.裁判に関わる人2 ─書記官、検察官─ 7.裁判に関わる人3 ─弁護士、司法書士─ 8.判例を読む1 ─実際に判例を読んでみる1─ 9.判例を読む2 ─実際に判例を読んでみる2─ 10.判例を読む3 ─実際に判例を読んでみる3─ 11.判例を読む4 ─判例の事実関係や判旨を読み取る─ 12.判例を読む5 ─関連する判例を調べる1─ 13.判例を読む6 ─関連する判例を調べる2─ 14.判例を読む7 ─報告用のレジュメを作る─ 15.まとめ |
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評価方法 (基準等) | | 報告や授業中の作業、提出されたレポートの内容を6割、平常の授業態度(質問・発言の状況や内容、六法を持参しているか等の受講態度を総合的に判断する。)を4割の割合で考慮して、総合的に評価する。 |
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テキスト・ 参考文献 | | 教材としては、まず、入学時に配付された『法学ガイドブック』を使用する予定である。その他については、適宜配付または指示する。 |
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参照ホーム ページ | | |
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備考 | | 上述の通り、毎回、六法(平成26年度版)を必ず持参することが必要である。 研究室は6号館5階6524室である。 |
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更新日付 | | 2014/08/15 11:32:56 |