開講年度2014
科目名民事法入門
開講学科現代社会法学科 2007-2012年度入学
(全)開講学科法律学科 2013年度以降入学
法律学科 2007-2012年度入学
現代社会法学科 2013年度以降入学
現代社会法学科 2007-2012年度入学
部門専門  
開講種別春学期
対象学年1年
担当者鈴木 伸智
クラス
単位数2
曜日・時限春学期 水曜日 2時限
キャンパス


サブタイトル
民法の基礎を学ぶ。
授業の概要
(目標)
 われわれは、生涯を通じて民法にかかわっている。物の売り買いや貸し借り、交通事故の際の治療費などの請求、不動産をめぐるトラブル、結婚や離婚、相続、これらはみな、基本的には、民法にかかわる問題である。
 この講義では、まず、民法を学ぶ上での基礎的な知識を習得したうえで、民法の基本原理を中心に民法(財産法)の仕組みや考え方を学ぶ。次いで、民法総則編の法人まで(たとえば、権利濫用、未成年者の民法上の扱い、後見制度等)を解説する(条文は、順不同で登場する)。この講義を通じて、民法が規制の対象とするもの、民法の輪郭を理解してもらいたい。
授業の内容・
スケジュール
テキストおよびレジュメに従って、講義形式で行う。講義中、受講生を指名して回答を求める場合もある。第3回目から第15回目まで、小テストを実施する。

第1回 総論—民法を学ぶ前に
第2回 民法の構造 その1(民法の沿革、民法の構造、物権と債権)
第3回 民法の構造 その2(法の分類)
第4回 民法の構造 その3(民法の解釈と適用、民法の存在形式)
第5回 民法の基本原理 その1—契約自由の原則
第6回 民法の基本原理 その2—過失責任の原則(過失責任主義)
第7回 民法の基本原理 その3—所有権絶対の原則
第8回 民法1条
第9回 権利能力の始期・終期 その1
第10回 権利能力の始期・終期 その2
第11回 行為能力 その1(意思能力、行為能力、制限行為能力者制度1)
第12回 行為能力 その2(未成年者の法的地位)
第13回 行為能力 その3(成年後見制度、制限行為能力者制度2)
第14回 法人
第15回 まとめ
評価方法
(基準等)
平常点50%+α+定期試験50%
※平常点の内訳
・小テスト(第3回目から第15回目まで実施)
・レポート
※+α
・回答および受講態度を加味する。
※小テストにおける公欠者・病欠者(診断書を提出した場合に限る)等の扱い
・別途レポートを課し、小テストに代える。
※小テストの受験回数が8回に満たない受講生の扱い
・失格(S評価)とする。
※各受講生の小テスト・レポートの結果について
・定期試験前の問い合わせには一切応じない。
※定期試験の出題範囲
・小テストの問題を中心に全範囲から出題する。
テキスト・
参考文献
六法は必携である。
1年時に使用したもの(近江幸治『民法講義Ⅰ民法総則[第6版補訂]』(成文堂、2012)3,465円【324/0913/1】など)。
参照ホーム
ページ
備考
・本講義は、指定席制とする。座席については、担当教員の指示に従うこと。
・11時10分までに着席しておくこと。
・早退をする場合は、事前に担当教員に申し出ること。小テストを受験したうえで、無断で早退した場合は、その回の小テストを受験しなかったものとみなす。
・六法を必ず携帯すること。
・授業中の私語は禁止する。
・授業中のゲーム機等の操作は禁止する。
・復習は必須である。講義後、レジュメおよび授業中にとったメモを参考にノートをまとめておくことが望ましい。その他、詳細は、第1回目の講義の際に指示する。
画像
ファイル
更新日付2014/08/15 11:32:57