開講年度2014
科目名刑法Ⅰ(総論)A
開講学科法律学科 2007-2012年度入学
(全)開講学科宗教文化学科 2013年度入学
宗教文化学科 2008-2012年度入学
歴史学科 2013-2014年度入学
歴史学科 2002-2012年度入学
ビジネス情報学科
経営学科 2007-2012年度入学
法律学科 2013年度以降入学
法律学科 2007-2012年度入学
心理学科 2013年度以降入学
心理学科 2010-2012年度入学
部門専門  
開講種別春学期
対象学年1年
担当者野村 健太郎
クラス
単位数2
曜日・時限春学期 金曜日 2時限
キャンパス


サブタイトル
なぜ刑罰を科すのか、どのような場合に刑罰を科してよいのか
授業の概要
(目標)
死刑、懲役刑、罰金刑などの刑罰は、科される側からしてみれば、「殺される」「刑務所に閉じこめられる」「お金を奪われる」といった「苦痛」を意味します。ただでさえ犯罪によって人が苦しんだのに、なぜ、わざわざ刑罰を科して、苦しむ人をさらに増やすのでしょうか。この講義では、この疑問について考えたうえで、刑罰を科してよい場合と、科してはいけない場合とを、感情に流されず冷静に区別するための方法を、考えていきます。
授業の内容・
スケジュール
1  オリエンテーション
2  刑罰の目的・正当化根拠
3  死刑制度
4  刑事手続の概要
5  罪刑法定主義①
6  罪刑法定主義②
7  法益保護主義
8  行為主義・責任主義・謙抑主義
9  犯罪論体系
10  構成要件
11  因果関係①
12  因果関係②
13  被害者の同意①
14  被害者の同意②
15  不作為犯
評価方法
(基準等)
定期試験による(100%)。
テキスト・
参考文献
・教科書は特に指定しませんが、自習用に、初回の授業でいくつか紹介します。
・六法は必ず毎回持ってくること。
参照ホーム
ページ
備考
・刑法Ⅰ(総論)Bも受講すること。
・私語など他の受講生の邪魔になるような行為は禁止します。
・授業の内容をしっかり理解するためには、授業後の復習も重要です。刑法総論の本を読むほか、例えば、その日の授業のレジュメ・ノート等を見直しながら、頭の中で、「法学部に入らなかった友達に、この内容をどうやって説明しようかな」と考えてみるのも、よい訓練になります(友達がいない場合は、架空の人物でもかまいません)。
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ファイル
更新日付2014/08/15 11:32:56