サブタイトル | | 管理栄養士のためのカウンセリングの理論とスキルを学ぶ |
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授業の概要 (目標) | | 管理栄養士が行う健康教育・患者教育には、知識教育だけでなく、行動変容支援技術が求められている。そのためには、患者のモチベーション向上や行動変容を妨げる心理的背景を紐とくといったカウンセリング技術が必要となっている。カウンセリングは、クライアントの感情に焦点を当て、行動変容を妨げている無自覚な感情や要求に気づきを促し、ヘルスケア行動の実践へとつなぐ援助技術である。この講義では栄養カウンセリングを体験実習することで、ガイダンス(指導)、コーチング、カウンセリング法の違いと効果ををわきまえて、クライアントの状況に合わせた視点技術の展開と健康教育を学ぶ。 |
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授業の内容・ スケジュール | | 【第1回】栄養カウンセリングの意義 指導とカウンセリングの違いと効果 <プラクティス>客観と主観 【第2回】病気と疾患 イイコ心と依存心のパーソナリティ論 <プラクティス>パーソナリティとストレス 【第3回】心のストレスと健康 良性ストレスと悪性ストレス <プラクティス>ストレスマネジメント法 【第4回】カウンセリング面接の基本技法 <プラクティス>観察・傾聴・確認・共感法 【第5回】ストレスと疾患 <プラクティス>行動変容カウンセリングの基本手順(沈黙ゲーム) 【第6回】心の仕組み <プラクティス>栄養相談における面接技法(共感的傾聴法) 【第7回】大脳生理学から見た行動変容を妨げる仕組み <プラクティス>栄養相談における面接技法(目標化カウンセリング法) 【第8回】自己効力感モデル <プラクティス>栄養相談における面接技法(ヘルスガイダンス法) 【第9回】検査データから見る食分析 <プラクティス>栄養相談における面接技法(ヘルスガイダンス法) 【第10回】検査データから見る食分析 <プラクティス>栄養相談における面接技法(栄養コーチング法) 【第11回】フラッシュバック理論 <プラクティス>栄養相談における面接技法(フラッシュバックカウンセリング) 【第12回】フラッシュバックカウンセリング課題作成 【第13回】栄養カウンセリング事例(生活習慣病) 【第14回】栄養カウンセリング事例(健康問題) 【第15回】栄養カウンセリングのまとめとテスト |
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評価方法 (基準等) | | 評価は、出席状況(欠席、遅刻は減点)、授業中の態度や課題の提出、テストなどにより総合的に行う。 配点は参加度30%、提出課題40%、テスト30%とする。 |
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テキスト・ 参考文献 | | 【テキスト】 入門 健康カウンセリング、小森まり子他、ソーシャルスキルネットワーク(株) 健康カウンセリングワークブック、小森まり子、ソーシャルスキルネットワーク(株) |
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更新日付 | | 2014/08/15 11:32:55 |