開講年度2014
科目名英語圏の文化と社会Ⅰ/特定主題科目Ⅵ-Ⅰ
開講学科国際文化学科 2007-2010年度入学
(全)開講学科宗教文化学科 2013年度入学
宗教文化学科 2008-2012年度入学
歴史学科 2013-2014年度入学
歴史学科 2002-2012年度入学
国際文化学科 2013-2014年度入学
国際文化学科 2011-2012年度入学
日本文化学科 2013年度以降入学
日本文化学科 2004-2012年度入学
国際文化学科 2007-2010年度入学
法律学科 2013年度以降入学
法律学科 2007-2012年度入学
心理学科 2013年度以降入学
心理学科 2010-2012年度入学
健康栄養学科 2013年度以降入学
健康栄養学科 2012年度入学
健康栄養学科 2008-2011年度入学
部門教養  
開講種別春学期
対象学年2年
担当者山口 均
クラス
単位数2
曜日・時限春学期 水曜日 2時限
キャンパス


サブタイトル
『オズの魔法使い』で学ぶアメリカ文化
授業の概要
(目標)
アメリカ人にもっとも知られている児童文学『オズの魔法使い』を取上げて、アメリカ文化について考えて見ます。

児童文学と言いながら、中身を詳しく分析していくと、そこにはアメリカ文化のいろいろな側面が隠されていることが分かります。この作品を様々な面から考えていくことで、アメリカとは何か、文化とは何かなど、多くのことを学んでいきましょう。

最後の授業できっと「驚きと感動」を味わうはずです。なお、授業内容欄にある「受講してほしい人・できたら受講してほしくない人」を熟読してください
授業の内容・
スケジュール
「世界はオズであふれている」これは私が考えた言葉です。

以前韓国映画『オーバー・ザ・レインボー』という作品を観ました。詳しいことも知らずに気軽に見に行ったのですが、大変感動しました。
タイトルはハリウッド映画『オズの魔法使い』の挿入歌「虹の彼方に」から取られています。
劇団『四季』の『ウィキッド』もありますし、昨年は『オズはじまりの戦い』という映画も公開されました。
日本でも『オズ』の登場人物の名前をつけた『西の国の魔女が死んだ』という小説があります(映画化もされましたが、かなり面白かったです)。

さて、この授業では次の5つのことを中心にします。

(1)アメリカ人なら誰でも親しんでいる『オズの魔法使い』(1900年)という作品の全体像を、あら筋の確認を中心に半期で読んでみます。
(2)著名な作品ですので、ジュディ・ガーランド主演のハリウッド映画を始め、いろいろな映像表現があります。AV機器が利用できる教室を使いますので、視覚的にも理解します。
(3)作品に現れる様々な要素(竜巻、ロボット、気球、魔女など)を毎回文化的な側面から考察します。
(4)時々「原作の英語に親しむ」機会も作ります。これはと思われる部分を英語の原文で読んでみます。ただし、英語の授業ではありませんので、英語力は関係ありません。
(5)主人公のドロシーは魔法の国にたどり着きます。そこで彼女が探したものはいったい何だったのかを一緒に考えます。答えを知って、きっと感動するはずです。

【受講してほしい人】
遅刻や欠席をしない人・専門以外の教養を幅広く身に付けたい人・本を読むことが好きな人・レポートで自分の考えをきちんと表現することが好きな人・大学生活で思い出になる授業を探している人

【できたら受講してほしくない人】
映画を見ていれば単位がもらえると思っている人・遅刻や欠席が平気な人(秒単位で厳しいですよ)・レポートを簡単に済ませたい人・授業中に携帯電話が気になる人(見つかったら大幅減点!単位取得に赤信号!)・タバコを吸う人(座席指定で隣の人に匂いが迷惑)
評価方法
(基準等)
成績評価はレポート2回(20%)定期テスト(80%)によります。
遅刻や欠席は、授業への参加意欲欠如とみなされますので要注意。
テキスト・
参考文献
テキストはフランク・ボーム著『オズの魔法使い』岩波少年文庫、750円。丸善学内書店で。あらすじは授業で取り上げますが、詳細は各自この小説を読む必要があります。
参照ホーム
ページ
備考
受講についての問い合わせは

cxp06660@nifty.ne.jp

までどうぞ。丁寧に答えさせていただきます。
画像
ファイル
更新日付2014/08/15 11:32:55