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授業の概要 (目標) | | ヨーロッパ研究と題されたこの授業が目標とするのは、フランス文学を通してヨーロッパを研究することです。つまり、フランス文学の様々な様態をたどりながら、フランス人の考え方や感じ方を学び、さらには、フランスの社会や文化を学ぶことを通して、フランスがその中心的な部分をなしているヨーロッパの人々の考え方、感じ方を学ぶことであります。 私たちは日本人とは全く同じではないヨーロッパの人々の姿をフランス文学を通して、具体的に観察したいと思います。 |
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授業の内容・ スケジュール | | 『はじめで学ぶフランス文学史』をテキストとして用いて、この春学期は、その前半部を読んでいきたいと思います。 このテキストには、文学作品の生命とも言うべき本文の引用がそれぞれの重要な作家についてひとつずつなされています。授業では、この引用されている本文を丁寧に読みながら、フランス文学の底流を形成しているに違いないひとつの声、あるいは魂の叫びのようなものを聞き取りたいと思います。 具体的には、以下の項目にしたがって中世から18世紀までの文学者たちの作品を読んでいきます。 1.フランス文学の風土 2.フランス文学の誕生(中世) 3.ルネサンスの息吹{16世紀) 4.古典主義の隆盛とその周辺(17世紀) 5.理性と感受性の賞揚(18世紀) |
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評価方法 (基準等) | | 授業態度やレポートなどの平常点60%と定期試験の成績40%を総合して判断します。 |
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テキスト・ 参考文献 | | 〈テキスト〉横山安由美ほか『はじめて学ぶフランス文学史』ミネルブァ書房、2002年、2800円+税(丸善にて販売) 授業の終わりに小レポートの提出があるので、あらかじめテキストを読んで授業に臨むこと。 |
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備考 | | |
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更新日付 | | 2014/08/15 11:32:57 |