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授業の概要 (目標) | | 専門科目の学習・習得のための基礎知識を学ぶ入門科目である。授業は学習効率を高めるため、講義(化学1)と実習(化学実習1)を交互に組合わせたモザイク型で進行する。化学1では、高校化学の学習内容を踏まえながら、原子の構造、電子配置、化学結合、分子間力、原子の量的取り扱い、酸・塩基、酸化・還元、化学平衡と緩衝作用、水溶液の性質、溶液の濃度(モル濃度、規定度、%、ppm、ppbなど)および希釈溶液の調製法などについて学ぶ。また、化学実習1では、ガラス細工、容量器具の取り扱いとそれを用いた試薬の調製、pHメーターの取り扱い、緩衝溶液の調製、比色定量法などについて学ぶ。また、実験結果をレポートにまとめる技術を習得する。進度や内容は必要に応じて調整することがあります。 |
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授業の内容・ スケジュール | | 1:物質の構造と性質:物質の三態、物理的変化と化学的変化、 単位の換算、SI接頭語、密度、比重 ⇒(教)第1章 p.3-32、第6章 p.149-156 原子の構造:原子の内部構成、同位体、原子量⇒(教)第3章 p.60-67 2:エネルギー:運動エネルギー、ポテンシャルエネルギー、 熱エネルギー、電磁エネルギー、エネルギー保存の法則、 熱力学第2法則⇒(教)第2章 p.36-57 3:化学結合:電子配置、原子軌道、原子の周期律⇒(教)第3章 p.67-86 イオン結合、共有結合、配位結合、金属結合、電子式⇒(教)第4章 p.90-101 化学式と命名法⇒(教)第4章 p.111-117 ★周期表の作製 4:分子間相互作用:電気陰性度、水素結合、ファンデルワールス力 ⇒(教)第4章 p.102-107 5:化学反応式とモル⇒(教)第5章 p.120-143 6:★実習上の一般的注意、ガラス細工(パスツールピペットとマドラーの作製) ⇒(実)p.1〜10 7:★試薬の調製と薬品の取扱い、容量器具の使用法⇒(実)p.11〜20 8:化学反応と化学平衡:活性化エネルギー、発熱反応・吸熱反応、 反応速度に影響を与える因子、化学平衡、ルシャトリエの原理 ⇒(教)第9章 p.230-254 9:酸と塩基、pH⇒(教)第12章 p.306-326 10:★pHメーターと緩衝能⇒(実) p.21〜31 11:緩衝作用、緩衝液⇒(教)第12章 p.327-331 ★実習レポートの書き方⇒(実)p.65〜67 12:溶液の濃度:モル濃度、規定度、パーセント濃度、ppm、ppb 溶液の希釈⇒(教)第11章 p.280-302 13:酸化と還元⇒(教)第4章 p.109-111 14:★比色定量法(その1 )⇒(実)p.39〜44 15:★清涼飲料水中のリンの定量 ⇒(実)p.39〜44、プリント (注)★は実習。無印は講義。なお、(教)は教科書。(実)は実習書。 ・毎回出席をとります。欠席をするとついて来れなくなります。 ・授業は教科書にそって進行します。授業前に次回の予習をしておいて下さい。 ・授業毎に学習目標を配布し、課題(宿題)を課します。しっかり復習をすることを心がけて下さい。未提出の場合は減点します。 ・ほぼ毎回、前回の内容について確認テストを実施します。 |
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評価方法 (基準等) | | 化学I:毎回の確認テスト10%、中間テスト20%、期末試験70%による総合評価 化学実習I:実習制作物20%、レポート(実習課題を含む)80%による総合評価 |
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テキスト・ 参考文献 | | (教科書) 化学I:生命科学のための基礎化学〜無機物理化学編(丸善出版、3200円)を教科書として使用します。必ず授業開始までに購入しておいて下さい。 化学実習I:実習書(化学実習指針、化学教室編)を実習開始前に無料配付します。実習内容を把握してから実習に臨んで下さい。 |
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備考 | | ・講義(化学I)とそれに関連した実習(化学実習I)を交互に組合わせたモザイク型で進行します。実習はグループで行なうことがほとんどです。実習日のアルバイトなどは避けて下さい。やむをえず欠席する場合は、必ず連絡して下さい。 ・授業中の私語を厳禁します。授業中の携帯電話使用は禁止します。 ・オフィスアワーは 月・水・木のお昼休み時間です。4号館・2階・化学教室にいますので遠慮なく訪ねて下さい。 連絡先:junichi@dpc.agu.ac.jp |
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更新日付 | | 2014/08/15 11:32:56 |