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授業の概要 (目標) | | 現在の地球上に存在する生命は、いつどの様にして誕生したのか? 生命の起源に関する研究は,宇宙の起源に関する研究と同様に21世紀に残された科学の大問題である。本講義では,自然科学の成立の歴史をベースに,生命の起源に関する問題を多面的にとらえて解説する。 受講生には,自然科学的思考を身に付けて世の中に氾濫する様々な情報を論理的・合理的に判断できるようになることを期待する。 |
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授業の内容・ スケジュール | | 春学期の講義では,生命観の歴史・宇宙と地球生成の歴史・太古の生命の痕跡に関する話題を取り上げて説明する。最初に、古代の生命観に関する話題や,原始地球上における生命の誕生のシナリオに関する話題を取り上げる。次に生命の誕生の場である宇宙や地球がどの様にして生成したと考えられているかを紹介する。さらに,現在の地球上に残っている微化石や化学化石等の太古の生命の痕跡に関する話題を紹介する。
1.歴史的背景 古代の生命観,生命の自然発生説,進化説について,化学進化説,地球外生命起源説,など。 2.生命とは何か? アニミズムと生気論,生物機械論,最初の生命体が満たすべき最低限の条件,など。 3.宇宙科学的背景 宇宙・元素の誕生,太陽系・地球の誕生,など。 4.地質学的背景 地球上での最古の岩石,最古の化石,化学化石,など。
(5,6は秋学期) |
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評価方法 (基準等) | | 定期試験の筆記試験によって評価する(講義内容の理解の度合いを量る記述式の試験を行う)。 |
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テキスト・ 参考文献 | | 教科書は使用しない。補助資料として適宜プリントを配布する。参考になる図書等は講義中に紹介する予定。 |
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参照ホーム ページ | | |
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備考 | | 形式上春学期と秋学期で別々に単位を取得できるが,基本的には通年と考えて講義を行なう。本講義を選択する学生は春学期・秋学期の両方を受講する事を強く望む。また,春学期・秋学期の区切りは一応の目安で,講義の進行状況によって変化する可能性があることを理解して頂きたい。 定期試験は自筆のノートと配布したプリントを参照して解答してもらうので,講義内容や各自で調べた事柄などをまとめたノートを作成して頂きたい。 |
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更新日付 | | 2014/08/15 11:32:48 |