開講年度2014
科目名地理学Ⅰ
開講学科国際文化学科 2007-2010年度入学
(全)開講学科宗教文化学科 2014年度以降入学
宗教文化学科 2013年度入学
宗教文化学科 2008-2012年度入学
国際文化学科 2013-2014年度入学
国際文化学科 2011-2012年度入学
日本文化学科 2013年度以降入学
日本文化学科 2004-2012年度入学
国際文化学科 2007-2010年度入学
経営学科 2013年度以降入学
経営学科 2007-2012年度入学
現代企業学科 2008年度以降入学
経済学科 2013年度以降入学
法律学科 2013年度以降入学
法律学科 2007-2012年度入学
健康科学科 2013-2014年度入学
健康科学科 2010-2012年度入学
健康栄養学科 2013年度以降入学
健康栄養学科 2012年度入学
健康栄養学科 2008-2011年度入学
医療薬学科6年コース 2011-2014年度入学
部門教養  
開講種別春学期
対象学年1年
担当者山野 明男
クラス
単位数2
曜日・時限春学期 月曜日 1時限
キャンパス


サブタイトル
自然地理学からの視点
授業の概要
(目標)
 地球規模で生起している問題や、国土を舞台として展開されている地理学的課題を、自然と人間との関わりから講義したい。春学期は、自然地理学をテーマに具体的には東日本大震災などの地震、火山活動、気候変動・地球温暖化、水資源など社会一般に関心の高い事象を、それぞれの該当地域に下ろして検討する。また、地理学的基本知識を身に付けるため、問題生起のメカニズムを分かりやすく解説したい。これらの問題を各自の問題として捉え、解決策を考えてほしい。
 そこで、平易で見やすい資料や視聴覚機器を使用し、各項目ごとに検討していきたい。これらを学ぶことによって、地理学の見方・考え方を知り、実生活で役立つ内容となるよう論を進めたい。なお、地理学Iでは地理学の基礎と自然地理学的内容を中心に講義する。
授業の内容・
スケジュール
 授業は講義式であるが、できるだけ学生の意見も取り入れながら解決策を考えていきたい。地理学Ⅰでは、プレートテクトニクス、世界の気候変動、地球温暖化、水資源の問題などを各種資料やDVDなどを視聴しながら理解していただく。

1.ガイダンス ・自然地理学とは
2.世界の地体構造 (地体構造の3区分・新期造山帯の役割)
3.プレートテクトニクス理論 (プレート運動と地形・地震の関係)
4.巨大山脈の誕生 (ヒマラヤ・アルプス山脈の成因)
5.地震災害 (阪神大震災)
6.津波災害 (東日本大震災)
7.火山活動 (火山と地震の分布の関連)
8.世界の気候 (気候帯と気候区)
9.日本の気候 (四季が明瞭な理由)
10.世界の気候変動 (過去の気候変動・氷河期と間氷期)
11.地球の温暖化 (海水面上昇)
12.水の利用 (水文学)
13.水資源確保 (夏の渇水期の水不足問題)
14.愛知用水 (知多半島まで120kmの用水路建設)
15.長良川河口堰 (河口堰の治水・利水・環境の問題提起)
評価方法
(基準等)
 定期試験の筆記試験80%、授業中の態度10%、小レポート10%として評価する。2/3以上の出席を前提とする。テーマごとに各自が自主レポートを提出するのは可とする。
テキスト・
参考文献
〈テキスト〉 山野明男著『地理学の視点』 あるむ刊 1,000円(成文堂)
〈参考書〉  長谷川典夫編『地理学トピック60題』 原書房 3,150円
参照ホーム
ページ
備考
 中学または高校で使用した地図帳を持参すると参考になる。講義を受ける前にテーマについて,テキストやHPなどで予習して参加してほしい。履修生が良い環境で受講できるよう教室のルールは厳しくしている。講義についての相談や質問は山野明男研究室(2514)へ。
画像
ファイル
更新日付2014/08/15 11:32:55