開講年度2014
科目名教育学Ⅰ
開講学科現代社会法学科 2013年度以降入学
(全)開講学科宗教文化学科 2014年度以降入学
宗教文化学科 2013年度入学
宗教文化学科 2008-2012年度入学
日本文化学科 2013年度以降入学
日本文化学科 2004-2012年度入学
グローバル英語学科 2013年度以降入学
グローバル英語学科 2011-2012年度入学
グローバル英語学科 2007-2010年度入学
現代社会法学科 2013年度以降入学
現代社会法学科 2007-2012年度入学
心理学科 2013年度以降入学
心理学科 2010-2012年度入学
部門教養  
開講種別春学期
対象学年1年
担当者山下 廉太郎
クラス
単位数2
曜日・時限春学期 水曜日 3時限
キャンパス


サブタイトル
教育とは何か
授業の概要
(目標)
 現代社会は国際化・情報化社会が成立し、多角的・加速的に急速に変化してきています。またグローバル化も進展してきて、人間の生活や存在に大きな影響をもたらしています。
 このような現代社会に生きる私たちは、人間とは何か、人間が生きる目的は何か、いかに生きるべきかを考え続け、人間の形成や発達において「教育」が重要であることに気づいてきました。
 19世紀以後には、民衆学校からはじまって、国民全体の教養や知性・徳性そして身体形成において欠かせない「学校」を成立させてきました。
 そのような教育の発展を基礎概念をキーワードにして考察を加えたいと考えています。
授業の内容・
スケジュール
はじめに--今学期授業のオリエンテーション
1.人間の形成と教育--人間とは何か、教育の目的など
2.人間の発達と教育--発達の諸特徴、発達観の変遷、発達段階と発達課題など
3.子どもの生活--変わる家族と子ども、遊び集団の形成力など
4.教育の思想--①近代教育の思想-近代教育思想の成立(コメニウス)、市民          革命期の教育思想(ロック・ルソー)、教育方法の探究(ペ          スタロッチ)、公教育の原則(コンドルセ)など
         ②現代教育の思想-新教育運動の起こり、教育改革への志向
5.近代公教育と義務教育制度--近代公教育とは、日本における近代学校の成     立、義務教育制度の確立過程など
6.教育課程の編成の編成--カリキュラムの諸類型、教育課程編成の原則など
7.教育の内容と方法--①学習指導要領と教科書
            ②教育方法・学習の諸理論
8.道徳教育と心の教育--道徳教育とは、道徳教育のあゆみ、など
9.教師の仕事--教師とは、教師の仕事の本質、教師の養成
まとめ--講義全体の総括
評価方法
(基準等)
1.授業への出席を重視します。
2.試験は試験期間に行います。試験時にはテキスト、講義資料の持ち込み不可と  します。
3.評価は出席状況、試験結果を総合的に判断します。
テキスト・
参考文献
テキスト:篠田弘編著『資料でみる教育学-改革と心の時代に向けての-』
          福村出版 2007年5月20日刊  2600円+税
     **受講生は学内書籍店にて各自で購入のこと。

参考文献:石島庸男・梅村佳代編著『日本民衆教育史』梓出版社 1996年4月1日刊
参照ホーム
ページ
備考
学生の皆さんの積極的な授業参加を期待しています。
同時に、授業中の受講生の方々は私語を慎み、思考する授業でありたいと考えています。
画像
ファイル
更新日付2014/08/15 11:32:49