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授業の概要 (目標) | | 誰もが一度は読んだこと(あるいは聞いたこと、見たこと)のあるグリム童話『白雪姫』を、原文(ドイツ語)で読みます。使用するテクストはグリム兄弟の手による「決定稿」ですが、兄弟が収集した「原話(エーレンベルク稿)」、「初版」も随所で参考にします。そして、関連するドイツの文化や心理学者による『白雪姫』の解釈などを紹介しつつ、童話が意味するものを考えたいと思います。 ドイツ語力については、1年生の時にドイツ語を履修していれば、何の心配もありません。童話を翻訳しながら、もう一度ドイツ語を学んでみようかな、という気持ちがあれば結構です。 |
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授業の内容・ スケジュール | | 毎回少しづつテキストを翻訳しながら読み進めていきますが、参考までに物語のポイントとなりそうな点を以下に示しておきます。今回、ドイツ語で読む『白雪姫』は、多かれ少なかれ、皆さんが子供の頃から知っているものと違う部分があると思います。本物の『白雪姫』をじっくり味わってみましょう。
・グリム兄弟とグリム童話について ・エーレンベルク稿について(グリムの書き換えの意図を探る) ・白雪姫を特徴付ける三色(白、赤、黒)とは? ・意地悪なお妃の魔法の鏡とは? ・「美」を巡る女の争い ・白雪姫を助けた7人の小人 ・白雪姫の殺害に用いられた三つの道具 ・白雪姫の眠りの意味するもの ・意外と知られていない物語の最後 ・残酷な描写は子供達に適さないのか?(日本における『白雪姫』) ・ディズニーの『白雪姫』との比較 |
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評価方法 (基準等) | | |
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テキスト・ 参考文献 | | 〈テキスト〉Brueder Grimm: Schneewittchen. In: Kinder- und Hausmaerchen (授業時に配布) |
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参照ホーム ページ | | |
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備考 | | ドイツ語のテキストを読んでいきますので、ドイツ語を履修していない人は受講できません。 |
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更新日付 | | 2014/08/15 11:32:55 |