開講年度2014
科目名教養セミナーⅠ
開講学科歴史学科 2013-2014年度入学
(全)開講学科宗教文化学科 2014年度以降入学
歴史学科 2013-2014年度入学
国際文化学科 2013-2014年度入学
日本文化学科 2013年度以降入学
グローバル英語学科 2013年度以降入学
部門教養  
開講種別春学期
対象学年1年
担当者近藤 浩
クラス
単位数1
曜日・時限春学期 水曜日 1時限
キャンパス


サブタイトル
日本語の表現力を高めよう。
授業の概要
(目標)
 目標は、「きちんとした日本語の文章」を書けるようになることです。つまり、「あなたが言いたいことを相手にわかってもらえる文章」を書くことをめざします。
 メモやノートや日記なら、自分だけに理解できれば、それで十分です。なぜなら、それらはあなた以外の人が読むものではありませんから。でも、テストやレポートに文章を書く場合はどうでしょうか。あなたの書いた文章は、必ず先生に読まれます。先生は、あなたの文章を読んで、「ああ、これはわかりやすく説明できている。きちんと理解できていることの証拠だ」と納得したがっています。だから、皆さんは先生(=読者)に「読ませる文章」を作る必要があります。
 いずれ社会人になれば、あなたの文章を多くの見知らぬ人たちに読まれることになります。だから今、確かな日本語の表現力を身につけておきましょう。
授業の内容・
スケジュール
 テキストとして『教養セミナー・ハンドブック第2部 日本語表現法』を使用します。『日本語表現法』は論理的な文を書くための基礎技術の習得を目的として作成されたテキストで、その内容は次のとおりです。第1~5課「文の基本」、第6・7課「要約」、第8課「原因と結果」、第9課「比較検討」、第10課「事実と意見を書き分ける」、第11課「定義、分類、列挙」、第12課「意見文を読む」、第13課「意見文を批判的に読む」、第14・15課「意見文を書く」。各課で扱う内容・分量は担当者が選択・調整します。テキストは要点の確認だけに用い、練習はプリント教材を利用することもあります。春学期は第7課終了を目標とします。
 1回の授業内容は:
(1)音読(読み聞かせをするつもりで、物語や記事を一緒に声に出して読みましょう。脳が目覚めて、授業を受けるためのウォーミング・アップができます。)
(2)『日本語表現法』への取り組み(しばしば、本文をノートや原稿用紙に書き写してもらいます。書き写すことで、よりよく文章の内容を理解できるからです。問題の答えは、必ず自分自身で考えよう。)
(3)漢字の書き取り(より上質な日本語表現を目指し、少しでも多くの漢字を覚えよう。)
 このほかに『教養セミナー・ハンドブック第1部 大学で学ぶために』というテキストも適宜使用して、学生生活に必要な知識を学んでもらう予定です。

【アドバイザーとしての指導方針】
 少なくとも1年生の間は、私が皆さんのアドバイザーになります。勉強のことなど何か相談したいことがあれば、遠慮せずに研究室を訪ねてください。オフィスアワー以外でも対応しますが、あらかじめアポを取ってください。
評価方法
(基準等)
授業参加度(提出物を含む)20%、漢字の書き取り20%、定期試験60%
欠席・遅刻・授業中に受けた私語等に対する注意は、減点の対象となります。
テキスト・
参考文献
テキストは次の2冊です。『教養セミナー・ハンドブック第1部 大学で学ぶために』と『教養セミナー・ハンドブック第2部 日本語表現法』になります。いずれも無料です。授業で配付します。
【授業以外の学習】
学生時代に新聞や書物を読む習慣を身に着けよう。
参照ホーム
ページ
備考
授業は座席指定です。
研究室は2215(2号館2階)です。オフィスアワーや連絡の方法については、最初の授業でお知らせします。
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ファイル
更新日付2014/08/15 11:32:55