開講年度2014
科目名宗教学Ⅰ
開講学科国際文化学科 2011-2012年度入学
(全)開講学科国際文化学科 2013-2014年度入学
国際文化学科 2011-2012年度入学
日本文化学科 2013年度以降入学
日本文化学科 2004-2012年度入学
国際文化学科 2007-2010年度入学
部門教養  
開講種別春学期
対象学年1年
担当者服部 育郎
クラス
単位数2
曜日・時限春学期 月曜日 4時限
キャンパス


サブタイトル
宗教と人間
授業の概要
(目標)
現代は心の時代と呼ばれる。それは反面、不安の時代、混乱の時代であるとも言われている。このような現状において、宗教はどのような役割をはたすのだろうか。世界にはさまざまな宗教があり、人間の長い歴史において多くの影響を与えてきた。そして現在も与え続けている。人間と宗教とのかかわりは多様であり、そこには深いつながりがあるといえよう。
本講義では、まず「宗教とは何か」を論じて、世界の諸宗教を概観することで、宗教についての正しい知識の習得を目指したい。さらには、その知識が自分がよりよく生きるうえで、どのように実践されるのかという点も考えてみたい。なお、講義の後半では、仏教をやや詳しく取り上げる。インドにおいての仏教の成立、仏教の開祖である釈尊の生涯、その教説などをわかりやすく解説する。また、大学内の坐禅堂を利用して、坐禅の体験学習もおこなう予定である。
授業の内容・
スケジュール
1. なぜ宗教を学ぶのか ― 宗教とは、評価基準の説明 ―
2. あなたの宗教は何ですか ― 日本人の宗教観 ―
3. いつ、どのように宗教は生まれたか - 宗教の起源 -
4. 一神教と多神教 ― 宗教の分類 ―
5. 世界の宗教 ユダヤ教  
6. 世界の宗教 キリスト教 ①  <小テスト>
7. 世界の宗教 キリスト教 ②
8. 世界の宗教 イスラム教 ①
9. 世界の宗教 イスラム教 ② 
10. 宗教の構成要素 ① ― 宗教儀礼について ―
11. 宗教の構成要素 ② ― 宗教体験について ― <小テスト>
12. 宗教間の争いはなぜ起こるのか ― 対立・対話・寛容 -
13. 仏教 釈尊の生涯
14. 仏教 釈尊の教説 ①
15. 仏教 釈尊の教説 ②、まとめ
評価方法
(基準等)
定期試験(60%)、小テスト・レポート(40%)、さらに、授業態度・参加度に応じて加点・減点をおこなう。
テキスト・
参考文献
<テキスト> 愛知学院大学宗教研究会編『宗教と人間-真(まこと)の生き方を求めて-』(第二版、大東出版社)。なお、参考文献は必要に応じて授業中に紹介する。
参照ホーム
ページ
備考
講義中の入退室・私語・飲食・携帯電話やメールの使用は厳禁。特別な事情がある場合は事前に申し出ること。なお、座席は指定とします。
画像
ファイル
更新日付2014/08/15 11:32:49