■客室乗務職(キャビンアテンダント)
文学部 国際文化学科(現・英語英米文化学科)
天春 美知瑠さん
(三重県立川越高校出身)
「客室乗務員になりたい」という夢を描いたのは、小学生の頃。美しい所作で接客する姿や流ちょうな英語で話す横顔が心に残り、憧れを抱きました。その漠然とした夢を現実の目標として、愛知学院大学では多くのチャレンジを重ねました。
特に熱中したのは、イギリス女性文学の研究です。ジェイン・オースティンの作品を読破し、近現代の女性の生き方・働き方を読み解いていく中で、「自分らしく人生を充実させるには?」と考えを深めるようになりました。そして、「幼い頃から憧れた航空業界でキャリアを磨いていきたい!」と思いを高めて、世界で通用する英語力や国際感覚を養うために、半年間のイギリス留学を決意。語学学校で各国の仲間とともに学び、互いの価値観や文化を尊重し合う異文化コミュニケーションの大切さを再認識しました。また、国際社会では自国について語れる教養が必要だと痛感し、帰国後、日本の言葉や文化も勉強するようになりました。例えば「いってらっしゃい」。この美しい言葉には、「気を付けて行って、元気で帰ってきてください」という願いが込められています。そうした和の心や大学で培った異文化理解力を、接客・保安業務に活かし、世界一のサービスをめざしたいと思います。
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サービス接遇検定の対策講座で「おもてなしの心」を学ぶ。接客に必要な知識を身につけるため、大学のエクステンションセンターが開講する講座を活用。「おもてなしの心」に通じる言葉づかい、立ち居振る舞い、接遇マナーの基礎などを学びました。 |
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半年間、イギリスに留学。文化や価値観の多様性を実感。TOEICが100点以上アップし、世界的に認められる英語力を総合的に測る検定試験・IELTSにも挑戦。さらに、一生の宝物となる各国の友人たちと出会い、自分の世界が大きく広がりました。 |
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「夢をかなえようね」。友人との約束を果たすために。一足先に客室乗務員として働き始めた同じ大学の友人に刺激をもらい、航空業界を本気でめざし始めました。愛学の卒業生ネットワークが強みになりました。 |
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日本航空(JAL)に内定。キャリアセンターで面接の練習をし、同じ夢を持つ仲間と互いにアドバイスし合って、今できることに全力を注いだ日々。自分の可能性を大きく広げて、客室乗務員への道を拓きました。 |