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トゥンク・アブドゥル・ラーマン大学(マレーシア)留学生文化交流ボランティア活動

留学生文化交流ボランティア活動

日本の多様な文化を、世界の仲間たちに伝えたい。

2017年秋、マレーシアの学術交流提携校 トゥンク・アブドゥル・ラーマン大学から20人の留学生が来日し、本学に11日間滞在しました。ラーマン大学で電子工学、環境工学、心理学などを専攻する留学生たちが、日本語や日本文化を学ぶために、本学での短期研修を受講。彼らが日本で有意義な時間が過ごせるように、本学の学生34人が文化交流のボランティア活動に取り組みました。外国語を学ぶ学生同士、国や文化の違いを超えて互いに学び合い、心を通わせて、友好の輪を広げていました。

PICK UP 1 学生ボランティアと交流! 名古屋市内見学

愛知県のものづくりについて理解を深めてもらおうと、トヨタ産業技術記念館へ。職員の方から英語で説明があり、繊維機械のしくみや自動車製造の歴史などを学ぶことができました。留学生と学生ボランティアとが英語で交流しながら興味津々で見学していました。

名古屋城では、名古屋市観光文化交流局の方にお話を伺い、城内を散策。江戸時代から続く名古屋城の歴史、建築の特色などを学びました。秋晴れの一日、おしゃべりに花を咲かせながら一緒に歩いた留学生と学生ボランティア。異なる考え方や感じ方に驚きながらも、その違いを理解し合っていました。

トヨタ産業技術記念館を見学トヨタ産業技術記念館を見学
名古屋城で記念撮影名古屋城で記念撮影
名城公園キャンパス内の猿Cafeでランチ名城公園キャンパス内の猿Cafeでランチ
留学生と学生ボランティアが英語で交流留学生と学生ボランティアが英語で交流

PICK UP 2 茶華道部がレクチャー! 学内で作動体験

日進キャンパスで行われた茶道体験。講師は本学茶華道部の学生でした。緊張した面持ちで正座した留学生をリラックスさせるように、学生ボランティアが作法を英語で分かりやすく説明。初めてチャレンジする茶道に戸惑いながらも、留学生は自分で点てたお茶をうれしそうに味わっていました。体験の後は質問タイム。留学生が茶道に関する質問を次々と投げかけると、茶華道部の学生による説明をどう通訳すればいいか、学生ボランティアが考え込むことも。学生にとっても自国文化への関心を高める機会になりました。

学内で作動体験

学内で作動体験 学内で作動体験 学内で作動体験 学内で作動体験

参加学生の声

文学部 グローバル英語学科
松野 慎さん(静岡県立浜松南高校出身)

高校時代にマレーシアで文化交流し、貴重な経験ができました。その恩返しのため、今回の活動に参加。大学の講義や海外の友人との会話で鍛えた英語力を活かし、観光やお好み焼きづくりなどを一緒に楽しみました。

松野 慎さん